slappasswd - OpenLDAP パスワードユーティリティ
/usr/local/sbin/slappasswd [-v] [-u] [-s secret|-T file] [-h hash] [-c salt-format]
slappasswd は、 ldapmodify (1) あるいは slapd.conf (5) の rootpw 設定ディレクティブで使える userPassword 値を生成するために使われる。
ハッシュ化したパスワードを実際に userPassword に格納することは、 標準(RFC2256)のスキーマ仕様に違反しており、相互運用性の障害に なる可能性がある。ハッシュ化したパスワードを保持する新しい属性 authPassword (RFC 3112)が定義されたが、 slapd (8) ではまだ実現していない。
また、crypt (3) によるハッシュ化はプラットフォームに依存するので注意すること。
パスワードをハッシュ化しておいても、プロトコル転送中の パスワードは保護されない。LDAP 簡易認証を使う前に TLS その他の盗聴防止機構を検討すべきである。
ハッシュ化したパスワード値は、それがクリアテキストのパスワードであるかのように保護すべきである。
ldappasswd (1), ldapmodify (1), slapd (8) slapd.conf (5) RFC 2307 RFC 2256 RFC 3112
"OpenLDAP 管理者ガイド" (http://www.OpenLDAP.org/doc/admin/)
OpenLDAP は OpenLDAP プロジェクト (http://www.openldap.org/ )が開発/管理している。 OpenLDAP はミシガン大学の LDAP 3.3 リリースより派生した。
稲地 稔 inachi@ldap-jp.org