日本LDAPユーザ会

LDAPPASSWD(1)

名前

ldappasswd - LDAP エントリのパスワード変更

書式

ldappasswd [ -A ] [ -a oldPasswd ] [ -t oldpasswdfile ] [ -D binddn ] [ -d debuglevel ] [ -H ldapuri ] [ -h ldaphost ] [ -n ] [ -p ldapport ] [ -S ] [ -s newPasswd ] [ -T newpasswdfile ] [ -v ] [ -W ] [ -w passwd ] [ -y passwdfile ] [ -O security-properties ] [ -I ] [ -Q ] [ -U authcid ] [ -x ] [ -X authzid ] [ -R realm ] [ -Y mech ] [ -Z[Z] ] [ user ]

説明

ldappasswd は LDAP ユーザのパスワードを設定するためのツールである。 ldappasswd は LDAPv3 Password Modify (RFC 3062) 拡張操作を利用する。

ldappasswd はバインドしたユーザのパスワードを設定する(管理者としてバインドして、 オプションで指定するユーザ user のパスワードを設定することもできる)。 コマンドラインに新パスワードを指定せず、 新パスワードを入力するプロンプトも出さないようにした場合には、 サーバにユーザのパスワードを生成するように要求する。

ldappasswd は、 passwd (1) の代替となるように設計/意図したものではなく、そのような目的で インストールすべきではない。

オプション

-A
旧パスワードを入力するためのプロンプトを出す。 これはコマンドラインにパスワードを指定する代わりに利用する。
-a oldPasswd
旧パスワードとして oldPasswd を指定する。
-t oldPasswdFile
旧パスワードとしてファイル oldPasswdFile の内容を指定する。
-x
SASL の代わりに簡易認証を使う。
-D binddn
LDAP ディレクトリにバインドする識別名 binddn を指定する。
-d debuglevel
LDAP のデバッグレベルを debuglevel に設定する。 このオプションが効果を持つためには、 ldappasswd をマクロ LDAP_DEBUG 付きでコンパイルしておく必要がある。
-H ldapuri
LDAP サーバを参照する URI を指定する。 URI 中にはプロトコル、ホスト、ポートのみを指定できる。 URI のリストは、各 URI を空白かカンマで区切って指定する。
-h ldaphost
LDAP サーバが動作しているホストを指定する。 このオプションは時代遅れなので -H の利用を推奨する。
-p ldapport
LDAP サーバに接続するための TCP ポートを指定する。 このオプションは時代遅れなので -H の利用を推奨する。
-n
実際にパスワードを設定しない(デバッグを目的に -v あるいは -d とともに使う)。
-S
新パスワードを入力するためのプロンプトを出す。 これはコマンドラインにパスワードを指定する代わりに利用する。
-s newPasswd
新パスワードとして newPasswd を指定する。
-T newPasswdFile
新パスワードとしてファイル newPasswdFile の内容を指定する。
-v
出力をより冗長にする。このオプションはいくつも指定できる。
-W
バインドのパスワードを入力するためのプロンプトを出す。 これはコマンドラインにパスワードを指定する代わりに利用する。
-w passwd
バインド時のパスワード passwd を指定する。
-y passwdfile
簡易認証のためのパスワードにファイル passwdfile の内容すべてを利用する。
-O security-properties
SASL のセキュリティプロパティを指定する。
-I
SASL 対話モードにする。常にプロンプトを出す。 デフォルトでは必要なときにだけプロンプトを出す。
-Q
SASL 非対話モードにする。プロンプトは出さない。
-U authcid
SASL バインドのための認証 ID を指定する。 認証 ID の型式は実際に使用する SASL 機構に依存する。
-R realm
SASL バインドのための認証IDのレルム(realm)を指定する。 レルムの形式は実際に使用する SASL 機構に依存する。
-X authzid
SASL バインドのための要求認可IDを指定する。 authzid は次のフォーマットのいずれかである必要がある。 dn: <識別名> あるいは u: <ユーザ名>
-Y mech
認証に使う SASL 機構を指定する。このオプションを指定しなければ、 サーバがサポートする最良の機構を選択する。
-Z[Z]
StartTLS (Transport Layer Security)拡張操作を発行する。 もし -ZZ が指定されたならば、コマンドはこの操作の成功を要求する。

関連項目

ldap_sasl_bind (3), ldap_extended_operation (3), ldap_start_tls_s (3)

作者

The OpenLDAP Project <http://www.openldap.org/>

謝辞

OpenLDAP は OpenLDAP プロジェクト (http://www.openldap.org/ )が開発/管理している。 OpenLDAP はミシガン大学の LDAP 3.3 リリースより派生した。

和訳

稲地 稔 inachi@ldap-jp.org

 
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